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冷蔵倉庫にエネルギー改革 ー VERDECOREスタート
フードテクノエンジニアリング株式会社(本社:大阪市西淀川区佃、代表取締役社長:野田憲司)は、食品工場や低温物流センターにおける冷却設備を中心とする「食」に特化したトータルエンジニアリング事業を軸としていますが、新たにEMS(エネルギーマネジメントシステム)事業に取り組み、施設総合マネジメントシステム「VERDECORE」を開発いたしました。

VERDECORE(ヴェルデコア)は、“省エネ・省力化・安心・脱炭素経営”を一つのシステムで実現する、施設総合マネジメントシステムです。エネルギー問題、人手不足、災害・停電リスクといった業界共通の課題に対し、設備・制御・運用を一体で最適化することで、持続可能な施設運営を支援します。
※VERDECOREは、「VERDE(緑)」と「CORE(核)」を組み合わせた当社独自の造語です。
◆開発背景
世界中で地球温暖化、脱炭素、カーボンニュートラルと叫ばれる中、日本国内では年間約19.2億kWh(2023年)の再生可能エネルギーが出力制御等により活用されずに捨てられているという現状があります。これは45万世帯の年間消費電力量に相当します。
「発電した再生可能エネルギーを、地産地消でいかに100%使い切るか」
その問いに対する一つの答えとして、冷蔵倉庫という“止められないインフラ”に着目しました。当社にはこれまで約20年にわたる低温物流センター・冷蔵倉庫での施工、中央監視、省エネ導入実績があります。システムは自社開発、お客様に合わせてカスタマイズ可能、冷却制御×EMSで他社にはない付加価値を提供できます。このノウハウを生かし、フードテクノエンジニアリングとして、冷蔵倉庫向けに環境負荷の低減と安定運用を両立する仕組みづくりを目指し、VERDECOREを開発しました。
◆冷蔵倉庫業界の課題
冷蔵倉庫業界では現在、主に次の三つの課題が顕在化しています。
① ランニングコストの増大
電気料金や燃料費の高騰に加え、生成AIの普及やデータセンター需要の拡大により、今後も電力需要は増加し、電気料金は中長期的に上昇が見込まれています。
② 災害・停電リスクへの対応
地球温暖化に伴う異常気象の頻発により、停電リスクは年々高まっています。
冷蔵・冷凍設備は停止が許されないため、電力系統への過度な依存を減らし、BCP対策を強化することが不可欠となっています。
③ 人材不足と業務負荷の増大
少子高齢化の進行により、現場を支える人材の確保は今後ますます困難になります。休日・夜間のトラブル対応や日々の設備管理業務の一人あたりの負担が増えることが予想され、設備・運用の自動化・遠隔監視等のデジタル技術の導入を余儀なくされています。
◆VERDECOREが生み出す4つの効果
冷蔵倉庫を知り尽くしたフードテクノエンジニアリングが、従来の発想を超え、太陽光発電や蓄電池、エネルギー制御技術を冷却設備と融合させることで、設備・制御・運用を統合的に最適化。フードテクノエンジニアリングにしか実現できない冷蔵倉庫のエネルギー改革を推進します。

◆今後の展望
これまで冷蔵倉庫は、「大量の電力を消費する施設」である一方、エネルギー制御の観点では十分な選択肢が限られていました。当社はこの構造的課題に対し、設備・制御・運用を一体で捉えた新たなスタンダードを提示していきます。再生可能エネルギーは、もはや一部の先進的な取り組みではなく、社会インフラとして当たり前に組み込まれる存在になると考えています。さらに未来には、冷蔵倉庫を中心に、VERDECOREの導入を段階的に拡大し、エネルギーコストの抑制、BCP対応力の強化、脱炭素経営の推進を同時に実現する施設づくりを支援してまいります。また、実運用データの蓄積と分析を通じて、より高度な制御・最適化を図り、現場に即した進化を続けていきます。
◆VERDECORE実証実験工場をご見学いただけます。
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当社グループ会社のテクシード石井工場では、太陽光発電設備、蓄電池、EV充電器を導入し、VERDECOREによるエネルギーの最適制御を実装しています。カーボンニュートラルの実証実験工場として、実際の運用をご見学いただくことが可能です。
※プレスリリース記事(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000124729.html)

